フリーランスで働けるシリコンビーチの会社5選
– Written by Megumi Kitamoto –
どこからでも仕事をできる「フリーランス」はアメリカ全国でも人気上昇中だ。この働き方は、特に若い世代やまだ退職したくない団塊世代に人気を博している。フリーランスはこの世代にとどまらず、アメリカのフリーランス組合が実施したアンケートによると、人口の36%が既にフリーランスで仕事していて、2020年には人口の50%になる見込みだそう。
フリーランスはどこからでも仕事ができるというメリットがあり、ロサンゼルス界隈にいればフリーランスの仕事が栄えているため、たくさんの仕事を試すことができる。シリコンビーチでフリーランスを取り入れている企業を5つご紹介します。
1、Tongal
サンタモニカを拠点にしている広告会社だが、正社員を多数雇わずネットワークで動いているのが特徴。制作の流れとしてはクライアントがTongalにコンテンツの依頼をする。その後、専属ウェブサイトに投稿してコミュニティがコンテンツを作成する。コミュニティの作品の中でどれが一番よかったか投票することができて、作品のプロセスに携わることがTongalの面白いところ。組織よりもコミュニティ重視という、人が繋がる文化の社風があるため、フリーランスしやすいところである。
2、ATTN
ATTNは主に、時事問題の解決策やニュースのコンテキストを説明するビデオを中心に作成している。“Entertainment that informs” 「情報提供するエンタテインメント」というキャッチコピーで運営しているロサンゼルス拠点のメディア会社で、主にFacebookとインスタグラムに投稿するショートビデオを作っている。フリーランスでコンテンツ作成する人を募集中。
3、Saucey
日本ではお酒のデリバリーは当たり前だが、アメリカでは便利かつ簡単にお酒をデリバリーするサービスがない。Sauceyはアプリ経由で簡単にお酒を自宅に届けてくれる画期的な企業だ。ニューヨークやロサンゼルスなどの大きな都市であれば、最短30分でアルコールをデリバリーしてくれる。現在Sauceyは、SNSのコミュニティを監視(Community Manager)や企画担当を探していて、パートかフルタイムでフリーランスの仕事ができる。
4、Laurel and Wolf
ウェスト・ハリウッドを拠点にしているLaurel and Wolf は、一流のインテリアデザイナーとリフォームやインテリアデザインを依頼したい人を繋げるのが目的の企業である。フリーランスのインテリアデザイナーを雇い、ウェブサイトを通してどのような人でも簡単にインテリアデザインに手を出せることがサービスの特徴。
シンプルかつ簡単にリフォームできる4STEPの過程になっており、メールまたは電話でのやり取りでも行うことができる。随時ポートフォリオを受け付けていてるので、デザイナー業の人にはぴったりな企業でしょう。
5、Acorns
近年のアメリカの若者はお金に苦しみがちで、貯金をするのも大変。そのような世代に人気なAcornsというアプリを配信している企業。苦労して貯金をしなくても済むシステムを提供し、特にお金に困っている若い世代に人気。クレジットカードと直結していて、たとえば360円の買い物をした場合、400円がカードに請求され360円が支払いに当てられる。そして残りの40円を貯金するシステムとなっている。このPayPalにも投資されたポテンシャル大の企業は、フリーランスでカスタマーサポートで働く人を募集している。
シリコンビーチでのフリーランスの仕事は豊富にあり、自分のニーズに合わせた仕事を見つけることができる。Indeed,LinkedIn,WeareLATechなどのリクルーティングサイトで様々なジャンルの仕事を見つけることができる。自分のペースで仕事をしてみたい方はフリーランスの仕事に挑戦してみてはいかがですか?