沢山のスタートアップが集まるシリコンビーチだが、トレードマーク(商標)登録をしている会社は実は少ないのかもしれない。
実際に大きくなってきている会社でも実は商標登録をしていない会社もある。
商標登録というと手間が掛かりそうなので、弁護士に相談しようと思いつつも、良い弁護士のコンサルテーションは高額であるため、まだ特許取らなくても良いと思う起業家達は多いようだ。
そんな中、最近多くの企業が利用しているのがAKEYMARK(ア・キーマーク)だ。
AKEYMARK自体もシリコンビーチのスタートアップであり、今年4月から商標登録を低額でサポートするサービス提供を開始している。ウェブサイト上で簡単に商標登録の申請ができるシステムになっており、商標の検索もできる。
商標登録にかかる値段は$399+米国特許商標庁に支払う申請料$275のみという安さの為、リーンスタートアップなどを取り入れる企業に受け入れられているようだ。
アメリカではLegalzoom(リーガルズーム)というオンライン上で法律関連のドキュメント作成などをサポートしてくれるサービスがあるが、そのサイト上で商標登録手続きをしようとすると間違った書き込みをしていても誰も指摘してくれない事や、質問が出てきてもリアルタイムに聞けない。
AKEYMARKでは、ウェブ上で書類へ書き込みを行った後、パラリーガルが間違い等無いか確認し24時間以内に連絡をくれる。それに加え、弁護士とのコンサルテーションがサービス料に含まれている為質疑応答が可能だ。個人の予定にもよるが書類をオンライン上記入してから3日~5日以内には弁護士によるコンサルテーションを受ける事ができるので商標登録への申請には時間が長くかからない。
現在、米国特許商標庁で申請から特許権が出るまでに約6ヶ月~8ヶ月かかるらしい。
ただ、AKEYMARKのサイトでは進行状況がつねにアップデートされるので状況を把握しやすくなっている。
アメリカ国外で特許を取りたい場合にも海外の弁護士を紹介してくれ、同じく定額サービスで申請を手伝ってくれる。国により値段は変わってくるがこれはとても有難い。
AKEYMARKの創立者であるKen Sherman(ケン・シャーマン)は知的所有権法に特化し、25年以上の弁護士経験をもつ。南カリフォルニア大学で知的所有権法をエンジニアリングの学生達に教えていた経験とAKEYMARKを始め、他にもスタートアップを立ち上げた経験から起業家達を理解できる弁護士だ。
特許取得をもっと誰でも簡単に、そして安く申請出来るようにしてあげたいと考え作り上げたのがAKEYMARK。
今回はAKEYMARKのマーケティング・ディレクターを務めるLindsey Arnold(リンジ―・アーノルド)がインタビューに答えてくれた。彼女はスターウォーズなどの大作映画を手掛けている大手ポスト・プロダクション会社でマーケティングを担当していた経験を活かし、現在はアメリカ各地のイベントでAKEYMARKを紹介している。
「低料金そして定額でトレードマークを取れるサービスがある事を色々な人に知ってもらいたい」とデジタルマーケティングも積極的に行う。Facebookページでも商標に関する興味深い記事が沢山共有されているのでぜひ見てもらいたい。
将来は、多くの商標特許権を持つ会社に対しても簡単に使ってもらえるサービスを提供できるよう考えている。
海外の顧客も多く、アメリカでも商標特許権を取りたいという外資系会社もAKEYMARKをよく利用しているようだ。
日本からアメリカに進出したい、アメリカの展示会参加前に特許を取っておきたいという人にも嬉しいサービスなのではないだろうか。
今回特別に、HIPSTARTERSの読者へAKEYMARKからサービスが15%割引になる割引コードを発行してもらったのでぜひ以下のコードを利用して頂きたい。
15%割引コード: HIPSTARTERS