毎年秋に開催され、4回目を迎えた今年の参加人数は200人以上。
ブログを書いている方はもちろん、今後ブログを始めてみたい方や、読み専門という方まで、どなたでも気軽に参加できるという日本では最大級のブロガーズイベントだ。
今年は有名ブロガーよっぴーさんの「これからのブロガーはどうあるべきか」というオープニングセッションからスタートし、その後、2つのステージで4回、計8名のブロガーによる各40分のセッションが予定されていた。
登壇者はガジェット情報や、ママブログ、旅ブログ等、多岐にわたるジャンルで、どれを聴講するか迷うほどだったが、今回はその中で2~3のセッションを聴講させてもらった。
実際に参加して驚いたことは、そのセッションの質の高さである。正直「気軽に参加できるブロガーズフェスティバル」とのことで、ブロガー同士の紹介、コミュニティを広げる場を想像していたが、どのセッションも、そのままセミナーとして成立するほどの内容の濃さであった。
初心者にも丁寧な「長く続くブログのコツ」や、マネタイズの方法、アファリエイトの選び方と効果的な使用方法等、とても勉強になる。特にアファリエイト収入で生活するアファリエイターと呼ばれる方々の徹底的なリサーチ力、自身のブログ読者のアクセス数・PV(page view)の解析などのノウハウは本当に専門的で「ブロガー」というイメージを変えるものだった。
イベント一番の盛り上がりはセッション後に、2つの会場を繋げて行われる「LT(ライトニングトーク)大会」だろう。
こちらはピッチ大会のように一人5分の持ち時間で、自身のブログの紹介や、自己紹介、意見や主張など自由にアピールできる。
今回は多数の抽選から8人のブロガーが選出された。終了後、すぐに全参加者の投票により決定される優勝者には、来年のイベントで40分のセッションが与えられるということで、熱いトークバトルがステージ場で繰り広げられた。
こちらは、ビジネス系のものからクスッとしてしまうものまで、よりバラエティに富んだものだった。
またエントランスホールにはスポンサーブースが出展しており、無料の飲み物の提供、ブログにレビューを書くという条件で商品をもらえるグッズのブースなど、まだまだ知らなかったブロガーコミュニティの発展の様子に、数々の驚きと発見があり、もう単なる「ブロガー」ではなく、とした職業としての「ブロガー」という認識をもたされたイベントだった。
※次回は、主催者のまたよしれいさんのインタビューを掲載予定です。