ロサンゼルスのユニークな女性起業家達!
今回は前回の「アメリカの女性起業家 5選」に引き続き、「ロサンゼルスの女性起業家 5選」を紹介!前回は有名な女性起業家を紹介したが、今回はロサンゼルスらしいビジネスやユニークなビジネスを展開している女性起業家にフォーカスした。
① Tracy Dinunzio, Tradesy
経歴
元々は芸術家で、自分の作品を売るために旅していた。世界各地のアートイベントに参加するためにはお金が必要で、その際にクローゼットにある使わなくなった衣服に目をつけて、中古のブライダル商品を売買するためのE-commerceサイトを始めた。その後、ビジネスは順風満帆に行き、Tradesyへと繋がる。
ビジネス
Tradesyは新品や中古の女性の衣服やブランド品を扱うE-commerceサイト。Tradesyは当初ベンチャーキャピタルから150万ドルの投資を受け、3年で0から1000万ドルの売り上げを上げる企業となった。
(画像出典:https://www.tradesy.com/about/)
② Carolyn Yashari Becher, Joanna McFarland and Janelle McGlothlin, HopSkipDrive
経歴
3人とも育児をしており、3人とも食事や送迎などの日課の大変さを感じていた。そのため、3人でそれらのストレスを解消するサービスとしてHopSkipDriveをスタートさせた。
ビジネス
HopSkipDriveは子供の学校の送迎をしてくれる配車サービス。UberやLiftよりドライバーの身元確認を徹底や育児経験のあるドライバーなどに限定し、子供、親が安心、安全に努めている。現在はロサンゼルス、サンフランシスコでビジネスを展開している。
(画像出典:www.nytimes.com)
③ Eirini Schlosser, Chuz
経歴
Eiriniはロンドンのビジネススクールを卒業後、ロンドンのモルガンスタンレーでM&Aなどのファイナンスの領域で働いていた。その後、モルガンスタンレーを退社し、アメリカに戻りChuzをスタートさせた。
ビジネス
Chuzはその人の趣味や食事の好みに合わせて、バーやレストラン、お店などのおススメの場所を紹介してくれるアプリ。今はニューヨーク、ロサンゼルスでアプリを使用することができる。おススメされた場所の評価もでき、使用頻度が高いほどより正確に好みの場所を見つけることができる。
(画像出典:https://www.linkedin.com/in/eirini-schlosser-60469916)
④ Cassie Betts, District2
経歴
District2を設立する前は、ファッションデザイナーだった。現在はサウス・ロサンゼルスにインキュベーターを立ち上げ、サウス・ロサンゼルスのスタートアップのサポートもしている。
ビジネス
District2はデザイナーと工場を繋げるプラットフォームサービスである。District2を使うことで、デザイナーはプロトタイプを製造していくれる工場を簡単にことができる。先ほど紹介したTracy DinunzioもBoardとして参画している。
(画像出典:http://www.builtinla.com/2016/06/06/women-startup-founders-la)
⑤Meridith Valiando, DigiTour Media
経歴
ニューヨークの大学を卒業し、レコード会社で歌手との契約や育成などを行うA&Rの部門で働いていた。その後、前職のスキルを活かし、DigiTour Mediaを起業した。
ビジネス
DigiTour MediaはSNSやYoutubeから生まれたスターのイベントを開催するエンターテインメント企業である。2015年には140以上イベントを行い、30万枚のチケットを売り上げた。SNSなどから生まれる新しいタレントを見つけることができる。
(画像出典:http://www.builtinla.com/2016/06/06/women-startup-founders-la)
まとめ
二回に渡ってアメリカ、ロサンゼルスの女性起業家を紹介してきた。ロサンゼルスはファッションやエンターテインメントの中心地でもあるため、多くの女性起業家が活躍している。今後も最先端のサービスが生まれるロサンゼルスから目が離せない。