一日で南カリフォルニアのスタートアップ企業の事を沢山知りたいという人達に必ず参加してもらいたいのが、Tech Day LA(テックデーLA)である。
250件ほどのスタートアップに加え、1万人以上の参加者が来場し一日中とても賑わう。参加者の中には海外からのVCや、報道陣、そしてスタートアップで働きたいという人達も多く来ていたようだ。
今日は、2016年9月22日にロサンゼルスダウンタウンで開催されたTech Day LAのイベントをビデオでお伝えしよう。
今回は、多くのスタートアップがカメラへ向かいサービスを紹介してくれた。
https://www.youtube.com/watch?v=llwGV-VIkyE
Tech Day LAへ参加する利点:
~投資家の場合~
1、南カリフォルニアならではのスタートアップを開拓することが出来る
ロサンゼルスは映画の都と呼ばれるが、エンターテイメントに加え航空や宇宙産業、商業、貿易そしてサービス業の最先端地ともなっている為、色々な視点から生まれたスタートアップが多い。ロサンゼルスではVRも現在HOTな分野である。また海外へ進出を希望するスタートアップも多く、海外投資家との出会いを望んでいる人も多い。
2、一日で数百件のスタートアップに会うことが出来る
ワンフロアに全てのスタートアップが集まり、歩いて回りやすいレイアウトになっている為一日で全てのスタートアップブースを見て回る事ができる。
また、来場者は多いものの、ライブステージのピッチを聞いている人も多いので、ブースでスタートアップ創立者達と話す際、特に他の人が話しているので待たなければいけないという感じでもない。
3、ロサンゼルス国際空港から約30分
今回イベントが開催されたThe Reefビルは、ロサンゼルス空港から車で約30分の距離にあるので(渋滞が無い場合)、レンタカーを借りずにもUberやLyftなどの利用で簡単にアクセスできる。
~スタートアップ企業の場合~
1、ブース代が他のイベントに比べてもお手頃
テーブル一つのお値段(約2.5メーターのスペース)は$495
約3メーターx3メーターのブースは$825
約4.5x4.5メーターのブースは$1335
スタートアップのブースでは、恒例のフライヤーを用意しているところがほとんどだったが、ちょっとしたお土産を用意しているところもあった。マーケティングの予算があるのであれば会社のロゴ入り商品を配ると良いかもしれない。私がもらった中で一番嬉しかったのは”I love Startup”と書かれたタンクトップ。後ろにはその会社のロゴが入っている。サングラスを配っているところや、あるTechスタートアップブースではドリンク系スタートアップ会社と組み、ブースへ寄ってくれた人へドリンクを渡し、喉が乾いた参加者達がそのブースに立ち寄る光景が見られた。
2、ステージに立ちピッチができる
ステージが用意されており、参加者の前でピッチしたいスタートアップは数分間サービス紹介をする機会が与えられる。
また、ステージが設置されている部屋にはアクセラレーターのブースが集まっているので、アクセラレーターへのアピールも可能ではないだろうか。
3、アメリカだけでなく、海外からのVCやエンジェル投資家も参加
なかなかVCやエンジェル投資家に会うチャンスが無いかもしれないが、このイベントでは多くの投資家達がスタートアップのファウンダーと話している光景が見えた。中国など海外からの参加者も多いようだ。
4、他のスタートアップ企業との交流
イベント前夜にはパーティーが行われ、スタートアップ同士で交流が出来る場になっていた。もちろん投資家も多いので、アメリカへ進出したいスタートアップはぜひパーティーにも参加しネットワークを広げる事をおすすめする。
5、宣伝の場
ブロガーや、大手出版社などの記者も来場していたようだったので、ラッキーであれば記事に取り上げてもらうチャンスもあるのではないだろうか。